「HUNTER×HUNTER」にハマったら次はこれを見ろ!富樫先生の世界観を垣間見れる「レベルE」

現在、地球には数百種類もの宇宙人が生息している。
そのことに気付いていないのは(一部を除いた)地球人だけなのだ。

目次

概要

タイトル:レベルE
原作者 :冨樫義博 放送時期:2011/1/10~4/4
放送局 :テレビ東京他
話数  :全13話
制作会社:Studioぴえろ × david production

山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。
地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語。
『週刊少年ジャンプ』誌上において1995年42号から1997年3・4合併号まで掲載。『幽☆遊☆白書』に続く、作者3作目となる連載作品であり、「アシスタントを使わず一人で描いたらどうなるか」ということに挑戦した作品のため、同誌としては当時異例の月1での連載となった。

タイトルは作者が当時見ていた映画『LEVEL4』をもじってつけたが、エイリアン (Alien) の頭文字をEだと勘違いしていたため「レベルE」と命名された。担当にそれを指摘された作者は「『E.T.』のEだ」と苦しくも弁解したとコミックス『HUNTER×HUNTER』の余白部で吐露している。

レビュー

『HUNTER×HUNTER』、『幽☆遊☆白書』の作者であり鬼才、富樫義博のオムニバス作品!
ドグラ星から地球にやってきたバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけで構成されてます。

やつは必ず、その少し斜め上を行く!

シリアスな展開とは一転し、バカ王子が地球で織りなすドタバタコメディ。
予想できない展開に、ついつい次の話をすすめちゃいます。

がっつり見た目宇宙人!って感じのシーンもわりと出てくるので、
そういうのが苦手な人はちょっと難しいかも?
でも基本的にコメディタッチなので、オカルト色はあまり強くないです。

ちなみに私はこの作品を放送当時に見ていたのですが、
何を隠そうヴィジュアル系が好きだった私は、富樫先生とはつゆ知らず、
ViViDのメジャーデビューシングルとなったエンディング『「夢」〜ムゲンノカナタ〜』を聴くためだけに観たのでした・・・。

しかしまぁ、見事に富樫先生ワールドに引き込まれ、
その後は無事『HUNTER×HUNTER』最新巻を追いかけるまでに。

深いストーリーはないしむしろ大分薄っぺらいけど流石は富樫先生!
バカ王子が次に何をしでかすのか、斜め上を行くオチを待っている私が・・。

軽い気持ちで見れてなかなか面白い
ギャグ×寄生獣×ジョジョ要素 って感じのイメージ。
SFでオカルトって部分は寄生獣を彷彿とさせるイラストだし、
立木さんのナレーションとキャラ同士のテンポ良い掛け合いがなんとなくジョジョっぽい(笑)

百聞は一見に如かず!ということでぜひご覧あれ!

ストーリー

高校進学に伴って山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆は、引っ越したその日に自分より先に自分の部屋で勝手に生活している自称宇宙人の男に出会う。追い出そうとする雪隆だが、男に言いくるめられ、結局彼を同居させた上、宇宙人であることも認めざるを得なくなってしまう。落ち着く間もなく雪隆の周りに男をめぐって、人間の宇宙人研究機関員、宇宙からやって来た男を王子と呼ぶ護衛達、さらには山形周辺を縄張りとする好戦的な宇宙戦闘民族ディスクン星人まで動き出し、風雲急を告げ始める。しかし雪隆達の不安をよそに、当の本人は全く緊迫感無く悠々とショッピングを楽しんでいた。

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