「『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を見る」と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ!

このジョルノ・ジョバァーナには『夢』がある!

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概要

原作    :荒木飛呂彦
監督    :津田尚克
シリーズ構成:小林靖子
制作会社  :david production
放送期間  :2018/10~放送中

レビュー

①原作再現が非常に忠実

実はジョジョの初見はアニメの私ですが、このアニメ、周りのジョジョファンから話を聞いていても原作再現率が非常に高く、忠実。

監督の津田さんも生粋のジョジョファンだそうで(過去インタビュー記事でお話されてました)、世界観再現のために各部に関連しそうな美術書を参考に、荒木先生の漫画を映像に再現されていったそうです。凄い。

キャラクタービジュアルはもちろん、背景含めた全体の色彩トーンがジョジョ!って感じられる特徴ある感じで違和感なく受け入れられるし、声優さんのキャスティングも最高に合っていると思います。みんな上手い。結構特徴的な台詞や言い回しがある作品なのですが、感動するシーンやバトル中のドキドキするような迫力のあるシーンも「ジョジョ感」(うまく説明できないのがもどかしい。見て!)がすごく良く再現されていて、アニメとしてのクオリティが非常に高いです。

②ジョジョの奇妙な世界観が分からなくても大丈夫

な… 何を言っているのかわからねーと思うが おれも 何をされたのかわからなかった…

初見はその世界観や設定に、スタンドって何?今何が起きてるの?と思って戸惑う場面もありますが、大丈夫。

ジョジョシリーズは基本的にキャラクターの台詞中に能力や、今何が起きたのかを説明してくれます。そして、「え?こっからどうやって挽回するの?まさか・・?そうきたか・・!!」みたいな流れが最高にアツい。良い!!!!!気が付いたらいつの間にかその世界に引き込まれていて、続きを見るのが止められない!

③どこから見始めても面白い

第5部の主人公のジョルノ・ジョバァーナ(汐華初流乃)はその生い立ちからかなり大人びた15歳。第1部の主人公の宿敵、DIOの血を引くスタンド使いですが、その辺りは今作ではあまり関係ないので、詳細わかってなくても全力で楽しめます。

これまでの主人公の中でも1番冷静な判断が出来て、でも歴代主人公達と同じく勇敢で正義感が強いタイプ。出会うべくして出会った仲間達と敵ギャング達との闘いもめちゃくちゃアツい。

もう連載長く続いてるんでしょ?って思うかもしれないけど、ジョジョは1部~8部(現在連載中)まですべて主人公が違うので、どの部から入っても楽しめます。

ちなみに私は4部アニメから入って、気が付いたら母親と39話一気見してました。あっという間・・・。4部は日本の杜王町に住む高校生のジョジョの活躍とその敵/味方の戦いが非常に面白いですが、5部の舞台はイタリア!みんなの決め台詞や世界観も素敵だし、「ギャング・スター」が沢山出てくるので4部とはまた雰囲気がガラっと変わって素敵。

5部から入って1部~4部をみてもよし。なんなら4部で実写映画もやってたりするので迂闊にそこから入っても面白いんじゃないかなって思います(実写は賛否両論あるけど)。このGWにジョジョの奇妙な冒険を見ないなんて、時間の 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 (本編より)

ストーリー

イタリアのネアポリスに住む少年ジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子であった。ジョルノは周囲から迫害され、悲惨な少年時代を送っていたが、名前も知らないギャングの男性との出会いを経て「ギャングスター」になるという夢を抱くようになる。

西暦2001年。15歳に成長したジョルノは、イタリアの裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」とトラブルになり、組織の一員であるスタンド使い・ブローノ・ブチャラティに襲撃される。自身のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」で戦いを制したジョルノは、ブチャラティに「組織のボスを倒し、組織を乗っ取る」という自らの野望を告白し、その想いに共鳴した彼はジョルノを自身のチームに引き入れ、組織の「ボス」に近づくためにボスの指令を受け、仲間と共にヴェネツィアを目指す。

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