あなたも役者ならきっと私と同じでしょう?
悲しいことや辛いことがあると
つい違う自分になろうとして
本当の自分を忘れてしまいそうになるでしょ?

 

概要(アクタージュ)

原作    :マツキタツヤ
漫画    :宇佐崎しろ
媒体    :週刊少年ジャンプ
連載開始  :2018年8号
巻数    :6巻(2019年5月2日発売)


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前身はマツキと宇佐崎による読切『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』。同作は『週刊少年ジャンプ』2017年9号に掲載された。『アクタージュ act-age』はその数年後を舞台にした作品

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夜凪景とは?

作品のレビューをお伝えする前に、要である夜凪景の経歴をさらっていこうと思います。

 

スタジオ大黒天所属の新人女優

スターズのオーディションを受け、落ちたところを審査員として参加していた映画監督、黒山墨字によりスカウトされ、Web CMや映画、舞台等でその実力を遺憾なく発揮する新人の実力派女優。

彼女の経歴(2019年5月時点)は以下の通り

  • Web CM 『父の日にシチューを』主演
  • ドラマ 『大遅刻!参勤交代』エキストラ
  • 映画 『デスアイランド』ケイコ役
  • 舞台 『銀河鉄道の夜』主演・カムパネルラ役

その他彼女の好きな食べ物等については事務所ホームページよりプロフィールシートをダウンロード可能。

父親に捨てられ、母親が他界し、残された妹弟と共に生活をやりくりする一家の大黒柱的存在。女優志望のきっかけに家族の生活費を稼ぐためという目的も。美人だが、黒山墨字に出会うまでは家族以外の他人に興味が無く、演技というよりも自分の体験を再現していただけだった(もはやそれが出来ることがすごいけど)。事務所に所属し、他人と共同で作品を作り上げていくことで『演技』を学び、現在成長過程にある(色んな意味で)大物新人女優。

 

レビュー

夜凪景ちゃんの魅力についてご理解頂いたところで、ここからは「アクタージュ」の世界観と作品そのもののレビューに触れていきます!

 

①自分の才能を知らない少女が女優として成長していく王道ストーリー!

え?女優?【友情・努力・勝利】のジャンプらしからぬ作品・・・?と思った方も少なくないかと思いますが、読んだ感想は

これぞジャンプ漫画!

でした。(笑)
もう少し細かく説明(?)すると、

ダイヤの原石がプロに出会って磨かれて、
高級ダイヤに変身していく過程を楽しめる漫画

だと思います。(まだ変身過程だけど)

それでいて、アイドルとか女の子主人公ものって、割と恋愛や萌え、エロ要素入れてくること多いと思うんですが、本作はそういう要素がほぼありません。芸能界というフィールドで、実力でNo.1を目指す少女の物語。ドキュメンタリーを見ている感覚に近いです。それがこの作品の面白いところかも。

 

②メソッド演技法、憑依型、スターズの天使など様々な演技を得意とする役者達が活躍

この辺りの詳細は是非とも原作を読んで頂きたいところですが、実写ドラマとかでも

役が自然体で物語にじっくり入り込める」俳優(個人的には松山ケンイチとか石原さとみとか)や、

見た目は可愛いけど役柄としては入ってこなくて、何をやってもその人以外の何物でもない」女優(長澤まさみとかキムタクとか)

っていますよね。私は後者を大根役者だと思っていたんですが、この漫画を読んで少し考え方が変わりました。

本作では、スターズの天使と呼称される百城千世子がこういった演技をしていて、その演技方法は、夜凪が役の感情をがっつり掘り下げてそれになりきるのに対して、千世子は役の感情を一切掘り下げない代わりに、誰よりも自分の魅せ方を把握し、悪く言えば上っ面の芝居、よく言えば自分自身の魅力を表現することで勝負するという方式をとっています。

現実にはドラマとかで見ていてもあんまり好きじゃない演技法ではありますが、千世子の場合は可愛さですべてカバーできちゃうので、そういうところも天使なのかも・・。(キムタクとかまさに、ですよね)

千世子との出会いは割と序盤ですが、映画『デスアイランド』、舞台『銀河鉄道の夜』、高校での個人制作映画(これは7巻収録かも)等を通して夜凪と共演者達の成長を感じることができます。私は銀河鉄道の夜で泣いちゃいました。一気読みして欲しいので単行本でぜひ

そして現在本誌では舞台『羅刹女』編に突入し、新たな俳優と千世子VS夜凪の演技バトルに期待が高まっています・・!

景ちゃんはラブロマンス系の作品も好きなはずだけど、まだ恋愛ものの作品は演じていないのでここから先はその辺りにも注目したいところです。

 

私的ジャンプで毎週楽しみにしている作品の一つなので今後も期待大!いつかドラマ化とかアニメ化して欲しいな・・・!今だとVtuber(?)がそのまま演技するドラマもあるみたいなので、そういった形でも良いかも。

あと理想で言うと、2.5次元舞台でA3!の舞台みたく舞台が出来上がるまでの過程出来上がった舞台を同じ公演の中でどっちも演じてほしいかも。

A3!についてはまた別途お話しますが、1つの公演の中で2回幕が上がるという演出が最高に良かったので、是非「アクタージュ」舞台化の際には取り入れて頂きたいところです。

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ストーリー

役者志望の女子高生「夜凪 景(よなぎ けい)」はプロダクション『スターズ』のオーディションを受けるが、不合格となる。しかし、その選考にかかわっていた映画監督「黒山 墨字(くろやま すみじ)」と出会い、黒山の率いる『スタジオ大黒天』に所属し、役者をめざし成長していく姿を描く。