さて今回は、ちょうど昨日読んだばかりでほやほやの作品を紹介します。

ほやほや、といってもこのミステリーがすごい!2014年に第2位を取っているこの作品。ミステリー好きだけど、医療系と警察ものは描写のキレ味が良くてドキドキする作品が多いので、好んで読まない私ですが、今回は「警察学校」がテーマということで手に取ってみました。

2020年に木村拓哉さん主演で実写ドラマ化するらしく、そのため書店で面出しされていたようですね。

私見まみれのあらすじと予想ですが、私なりの『教場』魅力について語りまくれればと思いますので、是非最後まで読んでみて下さい!

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『教場』あらすじ

医師から警察官に転職し、その過去から思わぬ苦境に追い込まれる男、容姿に自信があり、広告塔としての自分に驕心を抱く女子学生、刑事を目指すあまり、犯罪捜査以外の授業には身の入らない者……。警察学校は、「必要な人材を育てる前に、不要な人物をはじきだすための篩(ふるい)」。風間が1週間の猶予を与えて学生に渡す“半引導”(退校届)は、彼らを追いつめ、警察官として、1人の人間として、大きく成長させていく。

 

どんでん返しとかそういうミステリーではありません。

そこが繋がるのか。と感心してしまうほどに、風間教官という存在をきっかけに、生徒達に起こる一つ一つの出来事の裏側が紐解かれていき、頁を捲る手が止まらない作品です。あっと驚く展開を期待する方や、一つの謎を解決するために進行していく話だと思って読み進める方には少し物足りないかもしれません。でも、読んで損はないと思うくらい作品として面白い

 

日々起きる出来事(当事者にとっては事件とも言えるし、他者からすると噂話程度の出来事だったりもする)を経験した人が退校するのか、警察官になるために残るのか・・・まるで目の前で警察学校の生徒たちが授業を受けているさまを見ているかのような、見えない部分が気になって想像してしまうような、生徒一人一人の人生の一部分に介入したかのような気持ちにさせる引き込まれるお話です。

 

実際、どんなドラマ構成になるかはわかりませんが、こんな構成になったら面白いだろうな・・という想像を搔き立てるほどにドラマ化に向いた作品だと思います。

 

事実にどれだけ沿っている話なのかは分かりませんが、警察学校だったら確かにありそう、納得できる。というシーンが作中にも多く登場します。職務質問の授業では犯罪を未然に防ぐため、怪しい人間かどうかを見た目や行動で伺ったり、警察官に嘘の発言は許されないので嘘をつくと退校、といったルールなど。普段、刑事ものドラマを見慣れている人からすると、その刑事になるために日々どういう訓練を受けて、どういう環境で凶悪犯罪と向き合っているのか…というドラマが垣間見えて面白いんじゃないかなと思います。

 

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キャスト&ドラマ化予想

まずはこちら!公式サイトに公開されたキャスティングですね。

 

木村さん主役=風間教官が主役 ということになるのでしょうか。

植松教官が急にお休みとなったため、代理でやってきた白髪交じりの教官の風間。小説では、物語は章ごとに異なった生徒の目線で進みつつ、生徒たちからすると風間は途中からやってきた、得体の知れない教官、といった雰囲気が読み取れ、風間教官単体の半生にフォーカスした内容は詳しく語られていません。(もしかすると続編の教場2では語られているのかも?まだ1しか読んでなくてすみません・・)

ドラマでいうと、「女王の教室」の天海祐希のような、そこまではいかないけど、雰囲気は近いかもしれませんね。もしくは、ドラマ書き下ろしで風間教官の半生なんかも語られる可能性があるかも。(教場2に書いてあったとしたら、そこも織り交ぜられる可能性ありですね)

あと最近で言うと、「3年A組」のような、教官という存在は常にいつつ、あくまでも生徒視点で語られる物語であり、視聴者も警察学校の1生徒として見ているような感覚で進んでいくのではないかと想像(妄想)してます。勝手に。

物語では生徒たちの風間教官に対する畏怖の念を感じさせ、生徒間でのいざこざが警察学校という特殊な環境下で起こるミステリーといった形で展開されていくため、朗らかでかっこいい警察学校!というよりは「3年A組」のようなミステリー調強めの学園もの(と言っていいのか?)になりそうな感じがありますね。

それぞれのターンでは最後まで描かれないストーリーが、他人の章で噂話や会話の中で結末が分かったり、風間教官が鍵となって問題解決(必ずしもハッピーエンドとは限らない。ここが面白い)していくところがドキドキして面白いところなので、ドラマではそこがどう描かれるのかも見所かなと!

 

あと忘れてはならないのは、個性豊かなキャラクターたち!

生徒の中で私の好きなキャラクターは『宮坂 定』と『都築 耀太』の二人。小説では、物語の始まりと終わりを締めくくる役の二人なので、印象に残っている人も多いかも。今回、もし主人公を立てるとしたら、宮坂目線で進む話か、風間教官目線かのどちらかかな、と思います。

期待を裏切って、というわけではないけど卒業文集を読んで思い返していくようなスタイルで都築が主人公、そして過去を振り返っていく・・・みたいな話でも、意表をついていて面白いかなとは思いますが、批判も多そうなので上記いずれかもしくは主人公を強く立てずに章ごとで変化していくスタイルかな。

個人的には宮坂目線が無難かなと。話の展開もしやすいし、彼はキーパーソンでもあるのでミステリーとしても面白く展開できそう。

 

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さいごに

そんなこんなで私の妄想を書きまくりましたが、『教場』とても面白いのでドラマが始まる前にぜひ読んで頂きたい作品です。(もちろんドラマ見てから興味持っていただいても全然OKだと思いますが)

私はこれから『教場2』を読もうと思いますので、こちらも読了後にご紹介させていただこうかと思います!

単体小説について書いたのは今回が初めてですが、どんでん返し系のミステリー小説が読みたい!という方向けにまとめたページもあるので是非ご覧ください☺

【2020年更新】どんでん返しに騙される!おすすめミステリー小説5選

【2020年更新】どんでん返しに騙される!おすすめミステリー小説5選 パート2